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ニールズヤード代表取締役、梶原さんは
白いシャツにピンクのカーディガンをお召しになられていて
非常にキュートでしたよ。

ロンドンで今アツいものをまずはじめに紹介。

banskyというアーティスト。
これ壁画なんですって!
レンガの上に一回真っ白な塗料を塗って、この絵を描いているみたい。
画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4b0d4ae37b6778ee69f95828ea26f587/1194702536" は壊れているため、表示できませんでした。

他にはこんな絵とか。
抗争で手榴弾とか投げるんじゃなくって、お花を投げてピースに。なんて絵も。

画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4b0d4ae37b6778ee69f95828ea26f587/1194702762" は壊れているため、表示できませんでした。


で、話はイギリスにおけるオーガニック文化についてへ移行。
1940s-戦後の「食」における文化について。
戦後、イギリスでは近代農業が始まった。
大量生産、大量消費の世界。
また、「ゆりかごから墓場まで」といわれるイギリスの社会保障制度によって
失業保険で食いつないでいこうとする者が多く、結果として失業率の増加を生んでしまう。

その頃、カウンターカルチャーとして、オーガニックという言葉が出てくる。
イギリスのオーガニック団体(soil association等)は
動物の殺し方(私たちが食べる肉、豚・牛・鳥)の問題提起をする。
”Animal welfare” - 苦を与えない殺し方

70s - working mother
母親も働く時代となり、家庭の食生活も変化が現れる。
冷凍食品に頼るようになる。

80s - スーパーマーケットが絶対的な存在に。
スーパーで売られているものであれば、絶対の信用があるという風潮があった。

90s以降 - 遺伝子組み換え食品
単に、マーケティング上の意味として「オーガニック」という言葉が使用されるようになる。
でも、これは正しい意味では使われていないのが現状。
本当にオーガニックフードかと言われると疑問がおおいに残る。
これに消費者たちは混乱をみせる。

これに対して、イギリスの料理家
ジェイミー・オリバー(めっちゃキュートですよね彼)、バラー等が
special food producerとして正しい食の教育をしていく。

画像ファイル "http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/4b0d4ae37b6778ee69f95828ea26f587/1194708473" は壊れているため、表示できませんでした。

特にジェイミーオリバーなんて、子供たちの給食について
真剣に取り組んでるんですよね。
あっちの子達は肥満児が多い。
ランチがコーラとポテトチップスとマックみたいなバーガー。
こんなんじゃあそりゃあヤバイよね。
確かに、『スーパーサイズミー』でも給食の問題を取り上げていた。

今やイギリスは病院患者の30%が栄養失調だって。
「ゆりかごから・・・」政策も保障の限界に来ているみたいです。
保障でまかなえ切れない数とのこと。

さらにジェイミーは、社会からスピンアウトした人たちの救済を行うプログラムも行っている。
ロンドンでも治安が悪いエリアに出している、ジェイミーのレストラン「No.13」での雇用をし
そこのレストランの売り上げの約30%を給料に当てているという。
ジェイミープロデュースなので、治安が悪くても大人気。
そうすると、そこに人が流れてきて、治安の問題もだんだんと良くなる。
いい所に店をかまえよう、などという姿勢ではなく
地域の問題を含めた、社会の潤滑を目指している。
素晴らしいと思った。
日本で言うと、丸の内・表参道・青山・・・・そのあたりに店を出したいってなっちゃうもんね。
治安の悪いとされる、足立区にぜひ、ジェイミーのレストランを!

その他、日本でもコンラッドに店を構える
ゴードン・ラムゼー。
この方も食を通じての社会形成に取り組んでいる人。
女性たちが、調理方法に関してあまりにも疎い、、、
このことは大変問題である、と訴える。
家庭の味を覚えることが大事。
つまり料理教室なんて通うより、母親から料理を教わることは重要だと。

そこで出てきた、ある本の紹介。
『狂食の時代』ジョン・ハンフリース(BBCのブロードキャスター)
ここに今の食に関する、危惧が書かれている。
ぜひ、読んでみようと思う。

日本でも最近やけにオーガニック、オーガニックと紙面上やメディアで
次々と目にするようになったと思う。
この言葉は、もはや商業用としてもてあまされて使用されている感が・・ある。
なんでもかんでもオーガニックがどうのこうのって言うより
色んな視点で物を捉え、自分の目で正しいオーガニックライフを送る。
結局はそこ。
梶原さんも最後に言っていたけれど、
環境問題も含めた、消費の仕方というのが最大の問題です、と。

足を運んでよかったです。
22年もアロマとかオーガニックとかに関する仕事をされていて、
今では定着してきたニールズですが、成功の秘訣は
きっと社長の人柄によるものなんだなあって思いました。
後ろの席に座っていた、昔ニールズで営業をやっていたという人も言ってました。
梶原さんじゃなきゃ、ニールズはここまで日本で人気が出なかった、、と。

文書いて疲れたので寝ます。
文体のチェックも面倒・・・お休み
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